スイミングスクールはいくつかあると悩みますよね。
通い始めてからこんなはずじゃなかったー!なんて思うことも。
あとで後悔しないためにも、今回の記事ではスイミングスクールを選ぶときに確認したい6つのことをご紹介していきます。
ちなみにこれを書いている私はスイミングのコーチでもなければ習ったこともない2児の母です。しかし自分の子の幼児期、貴重な時間を無駄な習い事にかけたくないので、スクール選びには力を入れています!
そのため、今回ご紹介する方法は子供を通わせる母親目線のチェックポイントです。
この記事が、これからスイミングを習い始めるというご家庭の参考になりましたら嬉しいです。
- これからスイミングスクールを選ぶ方
- スイミングの体験教室に行くお子さんと保護者の方
記事後半では5歳(年長)息子が1年間通った様子を記録し、感じたメリットとデメリットを綴っています。よろしければそちらもご覧ください。
スイミングスクールの種類
スイミングスクールには大きく分けて種類が2つあります。
それぞれの特徴をご紹介します。
スイミング専門のスクール
水泳のみを教えるスクールです。
主に0歳から小学生・中学生向けのコースがあります。
スポーツクラブ系列のスクール
フィットネスクラブやスポーツクラブ併設のスイミングスクールです。
スポーツクラブにある体操やダンス、空手などとあわせると月謝が安くなるコースも準備されています。
スイミングスクールを選ぶときに確認したい6つのこと
<
スイミングスクールを選ぶときにチェックするポイントは6つです。
【スイミングスクールを選ぶときに確認したい6つのこと】
- 通う時間帯と振り替えのしやすさ
- 選手の育成コースがあるか
- 何人の生徒を1人のコーチが受け持つか
- 交通手段の確認
- 付き添いの大人が待つ場所
- スクールの評判を聞く
一つずつ詳しくみていきましょう。
通う時間帯と振替のしやすさ
多くのスクールは、公式ホームページからタイムスケジュールを閲覧することができます。
実際に通える時間帯があるか確認しておくことをおすすめします。
また、学校の行事や家族旅行で習い事のスケジュールを変更することがありますね。
通常授業以外で振替ができるコマ数を確認しておくと良いです。
選手の育成コースがあるか
もし育成コースがあるスクールとないスクールで迷われているなら、選手育成コースがある方をおすすめします。
理由はコーチの指導力を信頼できるからです。
実績を持つスクールならホームページや校舎に垂れ幕で宣伝していることもあるでしょう。
子供が選手を希望するかどうか分からなくてもコースの有無は知っておくことをおすすめします。
親がスイミングの経験がない場合にスクールの指導力を知る一つの方法です。
1人のコーチが何人の生徒を受け持つか
スクールの安全面のチェックですね。
残念ながらスイミングスクールで子供が溺れそうになった、という声も聞きます。
目が届かなくなるほどの大人数を一人のコーチが受け持っているスクールは注意が必要です。
ある程度、生徒が泳げる級はコーチ一人当たりの人数が増えますが、まだ泳げない水慣れコースでは8人以下が目安です。
体験教室で確認しましょう。
水慣れコースで8人以上を一人のコーチでみているスクールは要注意
交通手段の確認
毎週通うことになるので、交通手段の確認をしておいた方が良いです。
天候に左右されることも考慮したいですね。
スイミングスクールには送迎バスを持つスクール(多くは小学生から利用する)もあります。
子供が一人で乗れる年齢で、保護者の送迎が難しい場合はバスを利用するのも一つの方法です。
付き添いの大人が待つ場所の確認
スイミングスクールは屋内でガラス越しに子供の様子を見られるところが多いです。
慣れてくれば送り迎えだけで済みますが、大人が待つ場所はみておくことをおすすめします。
下の子がいる場合は一緒に連れていくことになるので、過ごしやすい場所かどうかを確認したいですね。
スクールの評判を聞く
実を言うとこれが一番重要かもしれません。
通っている先輩ママさんたちから気になるスクールの評判を聞いてみましょう。
私も体験の予約をする前にママ友さんから近所の4つのスクールでの体験談を聞いていました。
- 半年経っても顔つけができない
- ◯◯スクールのスイミングじゃ泳げるようにならなかったから◯◯に移った
- 短期教室に行かないと級が上がらない
と聞くのはいつも決まったスクールだったんですね。
もちろん同じスクールで良い悪いどちらも聞いたので、合う合わないがあると思います。
それでもやはりローカルな情報は口コミに頼ることになります。
良い評判を聞いて体験教室に行ってみて、子供が楽しそうにしていたなら、そこは良いスクールだということです。
通い始めて一年経ってみてどうだったか
ここからは息子が4歳10ヶ月から通って1年経った様子を記録していきます。
こんなスクールに通ってます
スイミング専門のスクールです。
プールは3つあります。
- 25mの深いプール×2
- 12mの浅いプール×1
レッスン内容は?
生徒5〜6人につき一人のコーチです。
進級するとコーチは変わります。
60分授業、はじめの10分で準備体操を行い、最後の10分間はフリータイムで遊ぶ時間です。
同じ時間帯の生徒は全部で70人くらいです。
一年間で何ができるようになった?
〜今までの経緯〜
0〜 5ヶ月目 | 水中ジャンプ・けのび |
6〜10ヶ月目 | バタ足 12m |
11〜12ヶ月目 | クロールの練習 |
今の級はクロール25mができたら次の級に進級できます。
かかった費用は?
- 週1回60分授業 月謝7,000円 年間84,000
- 短期教室(1回)……7000円
- 進級時の帽子代……420円×2つ
- タオルなど雑費……2000円
- ゴーグル……………2000円以内
一年間で約96,000円です。
水着代、スクールバッグ代は体験教室のキャンペーンで無料でした。
短期教室は1時間ずつ4日間連続で行うものです。
習い始めた年齢はどうだった?
息子は4歳10ヶ月から通っています。
スイミングは2・3歳で習い始めるよりも小学生頃のほうが上達が早いという意見もありますね。
これは一方では正解で、他方では不正解だと思います。
なぜかというと本当に個人差があるからです。
- 年少さんから通い始めて、なかなかバタ足が終わらない
- 3歳から通い始めて、6歳でもう背泳ぎクラスにいる
など様々です。
息子も今までテストに何回か落ちてますが、それなりに進級できているので充分だと感じます。
同時期にはじめたお友達も同じペースです。娘も習い始めるなら4・5歳以降にします。
身体は丈夫になった?感染症は?
残念ながら身体の丈夫さはまだ実感してません。
保育園を風邪で休む回数も一昨年と変わりません。
食欲も増えてません。けれど水いぼ、結膜炎などの感染症もないですね。
熱を出す溶連菌などの感染症は保育園でもらってきます。
週1回、1時間のスイミングより保育園のほうが過ごす時間が長いからだと思います。
スイミングスクールで感じたメリットとデメリット
スイミングスクールはやはりおすすめなのですが一方でデメリットも感じてます。
どちらもご紹介していきますね。
親の負担が少ない
児童期まで続けても、スイミングはサッカーや野球と違い遠征などがありません。
試合で遠くに送迎することがないため、親の負担が少ないです。
天候に左右されない・振替しやすい
雨でも晴れでも休まずに行けるスイミングは体調さえよければ通えます。
保育園行事や家族旅行の都合や体調不良で休んでも、振り替え可能なコマ数が多いのでスケジュール調整がしやすいです。
受講料を無駄に感じることがありません。
海・プールなどのレジャーが楽しくなった
泳ぐのが楽しいようなので旅行の行き先を海やプールにすることが多くなりました。
シュノーケリングでも難なく潜っています。
私のことは泳げないと思っているらしく「ママ、こうやって泳ぐんだよ」などど言って泳ぎ方を教えてくれるのも、親子の良いコミュニケーションになっています。
予想以上に時間が取られる
出発〜帰宅のドアtoドアで、結局は2時間弱かかってます。(レッスンは1時間)
着替えがあるので早めに行ったり、駐車場が少し遠いので歩く時間や、混む前に着こうと早く出るとそれなりに時間がかかっています。
いずれはバスに切り替えても良いかなと思ってます。
けれどレッスン時間は1時間と長いので、スクール周辺の買い物には行けます。
評価を気にするようになった
進級テストの結果、落ちた受かったをどうしても気にすることになります。
受かれば喜んでいますが、落ちればそのまま落ち込んでます。
幼児期はもっとのびのびしてても良かったな、と思います。
家での練習がいらない
体操やバレエは自宅練習もやらないといけないと聞きますし、ピアノも毎日練習しますね。
しかしスイミングはスクールに行った時に練習するだけです。
自宅での練習がない習い事は親としても負担が少ないです。
もう1つの習い事がピアノで、そちらは絶対評価もされず、毎日練習しているのでバランスが取れていると思います。
スイミングスクールを選ぶときに確認したいこと まとめ
【スイミングスクールを選ぶときに確認したい6つのこと】
- 通う時間帯と振り替えのしやすさ
- 選手の育成コースがあるか
- 何人の生徒を1人のコーチが受け持つか
- 交通手段の確認
- 付き添いの大人が待つ場所
- スクールの評判を聞く
スイミングは通いやすくて続けやすい、人気の習い事です。ぜひ体験教室に行ってみてくださいね。
最後までお読みいただきありがとうございました。