- SNSで話題の、ホントの紙粘土ってどうなの?
- 自分たちで作るって難しそう、準備が大変そうだな
- ホントの紙ねんどの口コミが知りたい
- どこで買えるの?
SNSで人気の「ホントの紙ねんど」は、紙粘土が自宅で手作りできるキットです
今回の記事では、子どもたちとホントの紙ねんどで遊んだ体験談をお伝えしていきます。
- ホントの紙ねんどは紙100%から紙ねんどを作る体験キット
- ホントの紙ねんどをやるときに必要なもの
- 紙ねんど作りにかかった時間
- お得な購入先
ホントの紙ねんどって?
「ホントの紙ねんど」は日本文房具大賞グランプリ受賞を受賞している商品です。ホントの紙粘土を作ったのは紙屋さんです。
実は、市販されている紙ねんどは炭酸カルシウムでできているのだそうです。
そんな中、ホントの紙ねんどは、紙屋さんが作った100%紙が原料の紙粘土です。紙屋さんが「子どもたちに本当の紙から紙粘土が作れることを知ってほしい」という想いから作られたのだそう。
商品の生まれたコンセプトが素敵!
名前の通り、ほんとに紙からできてました。ほんとの紙粘土は、2020年に日本文具大賞を受賞しています。
ホントの紙ねんどを作るキット:中身
ここからは、キットの中身を紹介していきます。
キットの中身
- 紙ねんどのもと×2
- 重曹
- クエン酸
- でんぷんのり
- 説明書
重曹やクエン酸の材料を自分で準備することがないので、とっても簡単。
また、材料の包装も紙でできていて袋ごと使います。
よくある工作キットは、材料ごとにビニール袋に入っていて「作り終わった後にたくさんゴミが出た」ということもあります。
けれどほんとの紙粘土にはありません。
準備するもの
- バケツ2個
- 水1.5L
- タオル
家で準備するのはこれだけです。
ペットボトルの中身は蛇口からひねって出した水道水。
タオルは自宅にあったハンドタオルを使いました。
わざわざ準備することがないので取り組みのハードルが下がります。
ホントの紙ねんど:作り方1(紙ねんど作りと成形)
ここからはホントの紙ねんどを作る手順を解説していきます。
【1】紙ねんど作り
- 1.5Lの水に紙ねんどのもとを入れる
- 重曹とクエン酸を入れる
- よく混ぜて手でちぎる
- タオルで絞る
- でんぷんのりを入れて混ぜる
- 形作る
【2】乾燥と色付け
- 乾燥させる
- 色付けをする
1.5Lの水に紙ねんどのもとを入れる
紙ねんどのもとは細くカットされた紙が折り畳まれて2袋入っています。
まず始めに、準備したバケツに1.5Lの水と紙ねんどのもとを入れます。
重曹とクエン酸を入れる
そのあと、重曹とクエン酸の袋を入れます。
袋にはそれぞれどういったものなのかの説明書きがあります。
例:重曹…パンケーキをふくらませたり、ソーダ水をつくったりできるよ。臭いを消したり、焦げを落とすのがとくいだよ。
重曹とクエン酸の袋には子ども向けの解説が載っています。
クエン酸と重曹を入れると中和反応が起き、ブクブクと二酸化炭素が出てきます。そして紙が柔らかくなっていきます。
よく混ぜて手でちぎる
反応が起き、柔らかくなった紙をよくちぎっていきます。子ども達と一緒に私も細かくするのを手伝いました。
ただ、紙粘土を作る目的だけなら、ミキサーを使った方が早いし綺麗に仕上がるはずです。
けれどホントの紙ねんどの説明書には手でちぎると書いてあります。
タオルで絞る
次は、細かくなった紙をハンドタオルに包み、絞っていきます。
一度目、私の絞りが足りなくて水っぽくなってしまい、絞りなおしました。大人の手でしっかり絞ることをおすすめします。
でんぷんのりを入れて混ぜる
最後に、でんぷんのりを入れてよく揉んでいきます。
でんぷんのりは好みに合わせて量の調節ができます。
成形する
ほんとの紙ねんどは、市販の紙ねんどよりも紙の質感が出ています。
ここまででかかった時間は50分。子ども向けの映画一本観るのと同じくらいの長さです。
ホントの紙ねんど:作り方2(乾燥と色付け)
乾燥させる
ホントの紙ねんどの乾燥は7日間かかります。
自分の作品をたびたび見に行っていました。乾燥を待っている間も楽しい時間です。
ちょうどお正月休みに作ったため、お正月セットを作りました。
7歳息子はお寿司セットを。2歳娘はおにぎりを3つ作りました。
色付けする
今回、我が家が使ったのは香の具4本セットでしたので、絵の具で色付けしました。
香の具はアロマが入りの絵具で、色によってそれぞれ違う香りがしました。
- 黒…ブラックペッパー
- 黄…イランイラン
- 赤…ゼラニウム
- 青…ジュニパーベリー
良い香りの絵具に、子どもたちもうっとりしていました。
色ごとに香りが違います。そして驚くことに色を混ぜると香りも混ざり、変化していきます。
ホントの紙ねんどは安全?何歳から遊べる?
安全性は公式HPで確認できる
「化学反応」と聞くと「安全なの?子どもに扱わせて大丈夫?」と気になる方もいらっしゃるかもしれません。
ホントの紙ねんどの公式HPから重曹・クエン酸・のりの品質保証書をみることができます。
また、重曹は食品添加物にも使われる安全性の高いものであることが確認できます。
何歳から遊べる?3歳以降におすすめ
出来上がった粘土はそのままにしておけないので、かたち作るまで一気にやる必要があります。
3歳以下の小さなお子さんでは、作る段階で飽きてしまう可能性があります。我が家の2歳娘も頑張ってましたが、最後はちょっと疲れ気味に…。
年長さんや小学生であれば、重曹やクエン酸、のりの袋に描かれている作用について理解することもできるはずです。
学習効果が高いのは6歳以降だと言えます。
ホントの紙ねんどはどこで買える?価格は?
ホントの紙ねんどはどこで買うのが一番お得なのか、みてみましょう。
セットは2種類
公式HPで取り扱い方があるホントの紙ねんどは2種類あります。
- ホントの紙ねんど香の具4本入り
- ホントの紙ねんど
それぞれ解説していきます。
限定セット:ホントの紙ねんど香の具4本入り
公式サイト
- 本体価格…3,960円(税込)
- 送料…500円
(※2021年4月現在)
今回、私が使ったセットはホントの紙ねんど香の具4本入り。
公式サイトのみの取り扱いで限定300個となっています。
楽天・Amazonで買える:ホントの紙ねんど
Amazon・楽天価格
- 本体価格…1,980円(税込)
- 送料…840円
(※2021年3月現在)
紙ねんどを買うと思うと送料込みで2,820円は割高に感じるかもしれません。
けれどホントの紙ねんどは自宅で体験できる理科実験キットと言えます。
子ども2人で遊んだ場合、1人当たり1,500円。
工作教室で材料費込みの体験授業に行くと、3,000~4,000円/人が相場です。
体験授業と比べるとお得ではないでしょうか。
また、子どもだけで参加する授業と違って、自宅で使える実験キットは保護者も一緒に参加できる楽しみがあります。
まとめ
ホントの紙粘土は、紙ねんどを作る過程で化学反応を体験できるキットです。親子で楽しく体験でき、子どもたちも喜んでいました。
きっとこれから紙粘土を使うたびに、子ども達もこの体験を思い出してくれることと思います。
よかったら皆さんもホントの紙ねんどキットで手作り体験してみてくださいね。