- 子どもと一緒に自宅で出来る科学遊びはないかな
- ダイソーのピカちんキットはどう?
ダイソーで売っているピカちんキットシリーズは、おうち実験に最適のキットですよ。
今回の記事では「ピカちんキット!水に浮かぶ文字をつくろう」の内容、必要な道具、詳しい手順の紹介、実験のポイントを解説していきます。ぜひご覧ください。
- 所要時間:40分
- 対象年齢:10歳以上(5歳でも楽しめました)
「水に浮かぶ文字をつくろう」の内容
ダイソーで売っているピカちんキットの内容をご紹介していきます。
ピンク色のパッケージが目印です。紙の箱です
私の近所のダイソーでは、おもちゃコーナーに並べられていましたよ。
キットの中身
- 水溶紙……12枚
- 説明書…… 1枚
箱の中身は水溶紙と説明書のみです。
水溶紙はトイレットペーパーよりも水に溶けやすい水です。手触りは不織布に似ています。
個人的には、必要なもの以外は入っていないピカちんキット、好きです!
処分に困るあまりが出ないのは嬉しいですね。
子どもが「またやりたい!」と言い出してもリピートしやすい108円。
必要なもの
- ボウル……1つ
- 水……ボウルの半分程度
- クレヨン
- ボールペン(水性)
- 水性ペン
- 油性ペン
キット以外に揃えるものは以上です。
あとはペンとノートも必要です。メモ書きですね。
使った文房具によって溶け方の違いを比べる実験なので、描くものは4種類準備しましょう。
文房具(クレヨン、ボールペン、水性ペン、油性ペン)
ボウルは紙が入る大きめサイズが使いやすいと思います。
子どもの見えやすさを考慮してガラスを選びましたが、どんな素材でも大丈夫です。
家にあるもので、すべて揃えることができました。
パッケージの裏側に記載があるので、ない場合はダイソーで一緒に買っておくと良いと思いますよ。
実験の手順
準備ができたらさっそく実験していきましょう。
①水溶紙に4種類のペンで絵や文字を描く
好きなものを好きなように描いていきます。水溶紙は12枚あるので、たっぷりお絵描きできます。
おしりたんていと星座が好きな息子が描いたのはこちらです。私も何枚か描きました。
②描く時に、何にどの筆記用具で書いたのかをノートに記録しておきます。
一番右側に、溶けた秒数を記入していくために、スペースを空けておくと良いですよ。
表に記載していったら、どのペンで何を描いたか分かりづらくなってしまいました!
というわけで使ったペンごとに記号(◯□×△)をつけました。
息子の描いた「ボールぺん!」いまだにカタカナとひらがな、ごちゃ混ぜの息子です。
ボウルの隣にストップウォッチ(代用iphone)を準備して、実験スタートです。
③ボウルの半分まで水を張り、②で出来た水溶紙をそっと浮かべます
④水溶紙が水に溶けるまでの時間を測ったり、溶ける様子を記録しましょう
水性ペン
水性ペンはすごく早く溶けていきます。もうあっという間になくなっていきますね。
油性ペン
油性ペンは文字の部分だけ残っていきます。
触りたくてウズウズしていた息子。わーきゃー言いながら触っていました。
クレヨン
クレヨンも残っています。絵だけが残っているかんじが伝わりますでしょうか?
おしりたんていの顔が見事に水に浮かびました。
ボールペン
ボールペンもあっという間に溶けていきます。
はやくはやく!ストップウォッチとめて!と大騒ぎです。
これで4種類の文房具で描かれた絵の実験は終わりですが、まだ紙は残っているので続きをやってみました。
今度はお湯の温度を変えて行いました。40℃です。
この方法は解説書の「ためしてみよう!」という発展問題の部分で紹介されていましたよ。
結果はどうなった?
お湯の水性ペンとボールペンは、最短の5秒。
続くのはお水の水性ペン、16秒。
お水の油性ペン、55秒。
クレヨンはお湯でも90秒とダントツです。
1分以上浮かんでいました。
この実験で分かったこと
この実験では以下の2つか分かる仕組みになっています。
- 油性で描かれたものは水の上に残る
- お水よりお湯のほうが早く溶ける
しかし5歳がどこまで理解したかわからなかったので、ワークシートを作ってみました。
私の手書きで申し訳ないです。汗
字が綺麗な大人になりたかったなー。
表をみながら答えているので自信満々。
ついでに確認してみました
この実験でわかることは他にもあると思ったので、確かめてみました。
- 油性で描かれたものは水に浮かぶ=水より油は軽い
- 油と水は混ざらない
使ったのは水と油です。サラダ油とゼリーの空き容器を使いましたよ。
油と水の2種類を混ぜるだけの簡単実験です。
お水に油を入れてみたらどうなる?混ざる?浮かぶ?
結果は、水の上に油が浮かびますね。そして混ざりません。
まとめ
ピカちんキットの「水に浮かぶ文字をつくろう!」セットは手軽にできるおうち実験に最適でした。
油と水の性質の理解についても発展させられるキットだと感じました。
大人にとっては当たり前のことでも、子どもが理解しているかどうかは分かりづらいものです。
今回は自分で体験したので記憶に残ってくれたら良いなーと思いながら今回の記事を終わります。
よろしければ皆さんも、ぜひお子様といっしょに取り組んでみてくださいね。