今は未就学児でも学べる英語教材がたくさんありますね。
手軽に使えるDVDから、何年もかけて取り組む教材まで様々です。
その中でもオンライン教材に注目が集まっています。
我が家では6歳(2019年10月当時)息子が英検ジュニアのブロンズを受けて95%の正答率を出しました。
- 英検ジュニアってどう?
- 英検とどう違うの?
- 保育園・幼稚園児が受けても大丈夫?
と疑問に思っている方に向けて書いていきます。
一言で言うと、英検ジュニアはオンラインで受験できる英語のリスニングテストです。
受験は未就学児にもおすすめできます。
なぜなら自宅で受けられて、子どもの負担が少ないから。
今回の記事では英検ジュニアのブロンズについて以下のことを綴っていきます。
- 英検ジュニア、ブロンズを受けた感想
- 英検ジュニアの公式オンラインドリルの説明
- 英検ジュニア、パックの選び方
これから英検ジュニアを受けるお子さんと、ママパパさんの参考になる情報をたくさん盛り込みました。
ぜひご覧ください。
\\いつかは英検、まずは英検Jr.//
英検ジュニアはリスニングのオンラインテスト
まずは英検ジュニアをよく知らない方に向けて、英検ジュニアの説明していきますね。
英検も英検ジュニアも、公益財団法人 日本英語検定協会が実施しています。
まずは世に知られている英検、特徴を押さえていきましょう。
【英検の特徴】
- 合否がある
- 「聞く」「読む」「書く」「話す」の4技能が問われる
- 試験会場で受験
- 年3回の実施
- 入試で活用される
英検は受かった、落ちたの合否の違いが明確です。
また、年3回の実施で、試験会場は指定の場所で受けます。
これに対して英検ジュニアの特徴は以下の4つです。
【英検ジュニアの特徴】
- ブロンズ、シルバー、ゴールドの3階級
- 「聞く」「読む」力が問われるオールリスニングのテスト
- 合否がなくて正答率で結果が出る
- 年齢制限はない
- 自宅でいつでも受けられる(オンライン受験が可能)
英検ジュニアは3グレードに分かれます。
また、英検ジュニアは聞き取りが重要視されるので英語を「書く」「話す」の問題は出てきません。
はじめて受ける英語のテストとしては最適だと感じます。
そしてやはり合否がないところが一番の違い。
達成度はパーセンテージ(%)で表され、80%以上の正答率を取ることが次のグレードを受ける目安とされます。
また、自宅で申し込みと受験ができるのも嬉しいですね。
受験の年齢制限はありません。小学生向けとありますが幼児でも受験できます。
英検ジュニア、ブロンズの過去問はない
英検ジュニアを受けると息子と決めてから、過去問をやるのが一番の対策だろうと探したのですが、なんと、どこにも見つかりませんでした。
そうなんです。英検ジュニアには過去問がないんですね。
その代わり、オンライン版の英検ジュニア公式HPではサンプル問題をみることができます。
▶︎英検ジュニア公式HP
※Flashplayerが必要です。
※ipadはchromeで開いてください。
現時点では過去問を解くという対策は取れず、市販の問題集を解くか公式オンラインドリルをやることになります。
まずは英検ジュニアの公式HPでテスト問題をみてみることをおすすめします。
これをご覧になれば、英検ジュニアが流れる英文に沿ってイラストを選ぶ問題だというのがわかると思います。
英検ジュニア、ブロンズの結果はすぐ分かる
英検ジュニアの基本情報
問題数:40問(7問)
テスト時間:30分
繰り返しになりますが、英検ジュニアには合否がないので正答率で成績が表されます。
結果は試験を受けた後、すぐ分かります。
テスト時間は30分。その後、すぐに画面が切り替わって出てきました。
うちの子の結果は45問中43問正解で正答率95%でした。
CSEスコアは233。
このCSEスコアというのはCommon Scale for English(英語のための共通尺度)の頭文字。英検でもこの指標が使われています。
本当にやり始めた頃は20%の正答率だったので、息子はほとんど英検ジュニアのドリルで学んだことになります。
賞状が届くのは3週間後とのことでしたが2週間で届きました。
自分でブロンズのシールをつけて完成ですよ。※真ん中には英語で氏名が入ります。
英検ジュニアをやって感じたメリット
英検ジュニアを受験して良かった点をまとめます。
一つずつ解説していきますね。
ゲーム感覚で楽しく学べる
公式サイトでサンプル問題をやってみると分かると思いますが、ゲーム感覚で楽しく学べます。
うちの子は「ドリルやりたくない!」と言い出すことは一度もありませんでした。
子どもが楽しめる問題が揃っているので「もう今日は終わりだよー」と声掛けするくらい楽しんでましたよ。
ipadやPCで手軽に受験できる
英検ジュニアはやはり自宅で受験できるのが良いですね。
6歳とはいえ、まだ幼児なので試験会場で受けさせることに抵抗がありました。
私は、中学生や大人に混ざって受ける試験の緊張感は、未就学児には必要ないと思ってます。
その点、英検ジュニアはPCかipadがあれば自宅で受験できちゃいます。
未就学児で「英検」を受けたママさんに聞いたら、こんな工夫をしていたとのこと。
- 椅子の高さがあわないからクッションを持って行く
- マークシートを書く練習をした
- 試験官のお話が聞けるように練習した
それに比べると英検ジュニアはこの必要がないので、受験ハードルはグッと低くなります。
子どもへの負担が少ないですよね。私自身も会場に連れて行かなくて良いので楽でした!
子どもの自信に繋がった
実際には英語の習得はまだまだなのですが、息子としては英語のテストに合格したことで「僕、英語がちゃんと分かる!」という自信に繋がったようです。
家族以外の前で英語で発言するのを恥ずかしがっていたのを、気にしなくなりました。自宅で表彰式をしたところ。賞状がもらえたことも嬉しかったようで。
手に持って「ねーねー写真撮って!」と言っている姿をみると、やはり子どもにとってピカピカシールのついた賞状は嬉しいんだなと感じます。
英検ジュニアで感じたデメリット
一方で私が感じたデメリットは3つ。
一つずつ解説していきます。
受験しないとお得感がない
英検ジュニアのドリルには本当に満足しているのですが、テストとのフルパックでなければお得感がないです。
買い切り型のアプリではないので使用期限がいずれ来ます。
補足ですが、使用期間の延長もできます。(延長料金:1ヵ月1,500、3ヵ月3,000、6ヵ月5,000)
けれど、英検ジュニアの試験を受ける前提なら、市販のワークと併用するより安上がりです。
たとえば代表的な英検ジュニアの市販ワークでも1800円くらいします。
(2024/11/21 15:02:23時点 Amazon調べ-詳細)
例:
- 市販の問題集(1,760円)+ブロンズの試験(2,300円)=4,060円
- 公式オンラインドリル+試験=3,900円
実は市販の問題集を買うよりも、オンラインドリル+テストのフルパックのほうがお得なんですよね。
市販の問題集も買って比較したので、今後記事にしていきますね。
自宅受験は家族の協力が必要
前述した通り、英検ジュニアは自宅で受験出来る代わりに家族の協力が必要不可欠です。
試験時間は30分、集中できる環境を作る工夫が必要になります。
自宅は結構、騒音や邪魔が入ります。
うちには下の子(当時1歳8か月)がいるのですが、テストを受ける日は前もって寝かしつけました。
また、食洗機(結構うるさい)を先に回す、という工夫をして対応しましたよ
申し込み日に注意が必要
これは私の失敗談です。
英検ジュニアはオンラインで申し込むんですが、申込日から使えて1か月後が自動的にテストの日になるんですね。
これを考えずに申し込んだら運動会の次の日に設定してしまい…。
申し込みはテスト日から逆算して、申し込んだ方がいいです!
何曜日がいいとか、その週の予定を考慮したほうがいいですよ。
英検ジュニア、ブロンズは単語力がつく
英検ジュニアを受けてみて、一番良かったのは単語力がついたことです。
英検ジュニアの問題は英語を聞いて問題文から選ぶ形で答えます。
ブロンズは、単語がわかればほとんど正解できます。
それもあまり難しくなく、入門編といったかんじ。
「19」と「90」など微妙な違いは出てこない
「Nineteen」と「Ninety」の違いが聞き取れなくてもOK
「Nineteen」と「Twenty」くらいに違う
英検ジュニア、ブロンズで扱われている分野はこちらです。
もののことば | 食べ物、動物、色、時や天候、数、体の部分、乗り物、数字、場所など |
ことばのはたらき | 物事の確認、紹介、同意、あいさつ、好き嫌い、感謝、依頼など |
難しくないといってもこれだけたくさんの語彙に触れられたのは息子にとって良い経験になりました。
それに、ただ聞き流ししかしていなかったおうち英語、どれだけ習得できてるのか確認できたのは本当に大きな収穫でした。
英検ジュニアのオンラインドリルはどんなパックがある?
英検ジュニアのパックは3種類があります。
- フルパック(ラーニングとテストが一緒になったお得なパック)
- ラーニングのみ
- テストのみ
それぞれのパック別の料金をみてみましょう。
6か月パックの料金は7300円、月あたり1,216円。
ファミレスのハンバーグセットくらいの値段で、子どもが英語ドリルで学べて試験も受けられると思えば、結構安いと思います。
私が選んだのはブロンズのフルパック(ラーニング+テスト)1か月。
テストの金額は変わらないので(青色)割高に感じますが、それでも一日あたり130円。缶ジュース一本と同じですね。
我が家は本格的なバイリンガルは目指しておらず、2歳半からゆるーく家で英語に触れさせていた程度でした。
アルファベットは読めてるみたいだしDWE(中古購入)の英語の歌も歌ってるけど、どこまで理解できているのかが全く読めなかったんですね。
そのためフルパック以外の選択肢が思い浮かびませんでした。
お子さんが英語の学習が進んでいればサンプル問題だけでテストに挑んでも良いと思います。
1か月、走りきった感覚がありました。
本当は長期的にコンスタントに演習した方が、学習効果は高いですよね。
まとめると以下の選び方で良いと思います。
【パターン別、パックの選び方おすすめ】
- 英会話教室や自宅学習で十分できてる▶︎テストのみ
- サンプル問題で90%正解してる▶︎テストのみ
- 英会話教室で受験するからドリルだけ使いたい▶︎ラーニング
- ドリルも使ってテストも受けたい▶︎フルパック1ヶ月
- ドリルを継続的にやってテストも受けたい▶︎フルパック3ヶ月 or 6ヶ月
英検ジュニア、ブロンズの申し込み方法
ここからは英検ジュニアの個人申し込み方法を解説していきます。
動作環境が確認できるので、利用する端末でみるのをおすすめしますよ。
※フラッシュプレイヤーが必要です
※ipadはchromeでみてください
まずはここから英検ジュニアの公式HPにいきます。
▼ブロンズのフルパック3,900円▼
ジャンプしたページの一番下から申し込みボタンを押します。
出てきたページの「動作チェック開始」を押すと、使える端末かどうかがわかります。
使えることがわかったら会員登録に進みます。
入力に必要なものは以下です。
- 氏名(子どもの名前)
- 性別
- 生年月日
- 住所
- 電話番号
- メールアドレス
- 保護者の同意
受験者の名前で登録します。
ローマ字表記も忘れずに入力してください。
英検ジュニアのブロンズをおすすめする人
私が思う英検ジュニアのブロンズをおすすめするのはこんな人です。
- 英検の受験はまだ早いと思う
- 子どもに英語の自信をつけさせたい
- 子どもが使えるPCかタブレットがある
英検ジュニア自体は小学生の受験を想定して作られてますが、年齢制限がなく自宅で受けられるので手軽です。
ブロンズは英語の読みも出てこないので、聞き取りができれば大丈夫です。
うちの子のように、ほぼ公式オンラインドリルで習得した子もいますから。
年齢制限もないので、3歳〜5歳でも英語のインプットが進んでいれば無理なく受験できるんじゃないかなと個人的には思います。
お子さんが英検ジュニアを受けるのに適しているかどうかはサンプル問題をやってみればわかります。
【英検ジュニア、ブロンズ受験が向く目安】
PCまたはタブレットが操作できるか
興味を持って取り組んでいるか
これがOKであれば、未就学児でも十分、ドリルをこなせるはずです。
公式オンラインドリルのサンプル問題への行き方はここからジャンプしてください。
英検ジュニアのブロンズを受験した体験談、まとめ
英検Jrのブロンズ、公式オンラインドリルはゲーム感覚で楽しく学べて、自宅で試験が受けられる英語のリスニングテストでした。
英検ジュニアを受けて息子に自信をつけさせる良い機会になりました。
続けてこのあと、英検ジュニアのシルバーも受験しました!
試験の体験談やドリルの様子も記事にする予定です。ぜひまたブログにお越しくださいね。
\\ドリルで楽しく学べるテスト//
▼幼児英語教材が一覧でみたい人向け▼
▼Amazonプライムビデオがおうち英語に向いてます▼