暑い夏が終わって過ごしやすくなる秋。陽が落ちるのも早くなって夜を長く感じられますね。
そんな夜には秋らしい絵本を読むのはどうでしょうか。
今回の記事では、秋におすすめの絵本を15冊ピックアップしていきます。
お月見、芋掘り、落ち葉、お彼岸(春分の日)、秋の虫たちなどなど
秋をたっぷり感じられる作品たちです。ぜひご覧ください。
秋におすすめ、お月見の絵本
多数あるお月見の絵本の中から5冊をご紹介していきます。
ぴかぴか輝くお月様、遠くに見えても、絵本を読むと親しみを覚えて身近に感じることができるかもしれません。
おつきさまこんばんは
(2024/11/21 15:12:25時点 Amazon調べ-詳細)
おすすめ年齢:0歳〜
屋根の上、夜空にぽっかり浮かんだお月様。もくもくくもがやってきてたら、さてどんなお顔になっちゃうのでしょう?
とてもシンプルなお話だからこそ、お月様の表情、光り輝く色が際立つ絵本です。
14ひきのおつきみ
おすすめ年齢:3歳〜
(2024/11/21 15:12:27時点 Amazon調べ-詳細)
10匹の兄弟と父母、祖父母の野ねずみ一家のお話です。いわむらかずお作。シリーズで出ているので見かけたことがあったり、幼い頃に読んだという方もいるかもしれませんね。今回の絵本では、ねずみ一家が15夜にお月見台をつくって月見の準備をします。
豊かな自然を緻密に描いた作品です。自然と共生することの豊かさを教えてくれるお話です。
おつきみうさぎ
(2024/11/21 15:12:28時点 Amazon調べ-詳細)
おすすめ年齢:3歳〜
お月見の日、野原にすすきを採りに行った幼稚園の子供たちと先生は、金色のウサギをみつけて連れて帰ります。けれどこのウサギは普通のウサギのようにニンジンや葉っぱを食べません。さて、十五夜の晩にはどうなるのでしょうか?お団子の作り方も載っていて見どころ満載のお話ですよ。
たぬきのおつきみ
(2024/11/21 15:12:29時点 Amazon調べ-詳細)
おすすめ年齢:3歳〜
今日は十五夜、たぬきたちが、たぬき山の広場で行うお月見のために準備していきます。そのために人間たちにちょっとずつ悪さをしていく、たぬき達。
内田麟太郎さんの鮮やかな色使いでユーモラスに描かれたたぬき達がにぎやかに駆け回るお話です。
月のうさぎ
(2024/11/21 02:28:07時点 楽天市場調べ-詳細)
おすすめ年齢:5歳〜
瀬戸寂聴さんがインドの民間説話に仏教の教訓が含まれた説話集から選んだお話。
お月様にどうしてうさぎがいるのかを寓話的に伝える内容です。
自己犠牲の内容が含まれ、ストーリに見覚えがあるなと思ったら手塚治虫の「ブッダ」でした。展開に少しびっくりしてしまうかもしれないので、5歳~小学校低学年頃のお子さんに向きだと思います。
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秋におすすめ、食べ物・芋ほり・お彼岸の絵本
秋はおいしいものがたくさんありますよね。さつまいも、梨、それにお彼岸には甘ーいおはぎ!秋のおいしい食べ物に関する絵本をご紹介していきます。
いもいもほりほり
おすすめ年齢:3歳〜
空に浮かぶ雲、やきいもみたいだな~なんて言ってる食いしん坊の3人ブタくんたちが芋ほりに行くところからお話は始まります。
いもいもほりほり いも ほりほりの明るいリズムに乗って物語は展開し、ブタ君たちはいろんな生き物たちと出会いながら進んでいきます。
どこか親しみを感じるブタくんたちのコミカルなキャラクターかなんとも可愛い、西村敏雄さんの絵本です。
おばあちゃんのおはぎ
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おすすめ年齢:5歳〜
女の子きりちゃんが、おばあちゃんとおはぎを作っていくお彼岸の日のお話です。
おはぎとぼたもちの違いや、たなからぼたもちなどのことわざまで飛び出し、おばあちゃんの豆知識がいっぱい詰まった絵本です。読んだらおはぎを作りたくなってしまうような絵本です。
きのこのおうち
(2024/11/21 15:12:32時点 Amazon調べ-詳細)
おすすめ年齢:2歳〜
おしゃれなイラストでたくさんの虫たちが描かれた絵本です。
30以上ものたくさんの仕掛けがついた絵本です。棚やドアをめくれるようになっていますよ。
子供はありなど、小さなものにすごく興味を持つ時期があります。そのころの子供がとても喜びそうなしかけ絵本です。
秋におすすめ、動物たちの絵本
ここからは、絵本の画面いっぱいに動く動物たちに元気をもらうような絵本をご紹介していきましょう。
14ひきのあきまつり
(2024/11/20 19:08:12時点 Amazon調べ-詳細)
おすすめ年齢:3歳〜
お月見のほうでもご紹介した、野ねずみ一家の14ひきシリーズの絵本です。
今回はおかあさんたちが木の実を拾いに行った間、おばあちゃんと子供たちがかくれんぼをします。秋色に染まった葉っぱや虫が、丁寧に描き込まれたとても綺麗な絵本です。
紅葉の中をかけめぐるねずみたちと一緒に、森の中を歩いているような気分になりますよ。
こんくんのおんがくはっぴょうかい
おすすめ年齢:3歳〜
きつねのこんくんはオカリナを吹いて発表会の練習をしています。毎年、秋にやってくる渡り鳥の音楽隊と発表会をする約束をしているんです。渡り鳥たちが待ち遠しくてたまらないこんくんとお友達の交流を描いた、心温まるお話ですよ。つんつくむらシリーズの絵本です。優しいタッチの絵で描かれていてほのぼのします。
おちばいちば
おすすめ年齢:4歳〜
どんぐりのお馬さんが来て、さっちゃんがたどり着いたのはおちばいちばでした。なんとここには木の実や秋の落ち葉でできたいろんなものが売っています。虫たちや動物たちがこの市場にお買い物をしにやってきます。可愛らしい小物が並び、たっぷりと秋の雰囲気を感じることができる絵本です。西原みのりさんの作品です。
秋におすすめの葉っぱの絵本
夏には青々として生き生きしていた葉っぱたちも、寒くなるにつれて色付き、街の景色を変えていきますよね。落ち葉やどんぐり、まつぼっくりを拾うのは、子供たちも大好きですね。そんな葉っぱの絵本をご紹介していきます。
さわさわ もみじ
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おすすめ年齢:2歳〜
秋の公園、色付いたもみじが風に吹かれて さわんさわん どんぐりが落ちる音が ぽとん ことん と聞こえます。子供たちは落ち葉の中を歩くとかさかさいったり、風の音なども敏感に感じ取って喜びますよね。
秋の静けさ、少しひんやりした空気を頬で感じる感覚を思い出すような絵本です。きっと読んだら秋の公園を訪れたくなりますよ。
どんぐりにんじゃ
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おすすめ年齢:3歳〜
どんぐりの傘をかぶったにんじゃ。イヌの殿様の命令を受けてひげねこじょうの悪だくみをさぐりに行きます。
ござる、○○じゃ なんていう話し方がツボる子がいるかもしれませんね。拾ったどんぐりも、キャラクターにして遊びたくなるかも?そんなコミカルな絵本です。
秋におすすめ、虫の絵本
秋の夜、森や山では鳴き声が賑やかになりますね。
まだそこまで冷え込まない10月あたりは、夜の公園に虫たちの声を聞きに行くのはどうでしょうか。虫たちの本を2冊をご紹介します。
むしたちのおんがくかい
(2024/11/20 19:08:14時点 Amazon調べ-詳細)
おすすめ年齢:3歳〜
町に住む虫たちが音楽会をはじめようと準備していました。指揮者のかぶとむしが合図をして、早速、演奏をはじめようとするのですが人間の騒音がうるさくてできません。演奏する良い場所を探して移動する虫たち、音楽会はどうなるのでしょうか?
たくさんの虫たちが様々な楽器を持って登場する絵本です。実は毎日通っている道や公園でも、虫たちの世界ではこんな出来事が起こっているかもしれませんね。虫を身近に感じる絵本ですよ。
むしのチロリンコンサート
(2024/11/21 15:12:36時点 Amazon調べ-詳細)
おすすめ年齢:3歳〜
リーンリーン、チロリンチロリン、鈴虫、コオロギ、まつむしが演奏していると蛍やカマキリもやっきて大きなコンサートになりました。それを聞きつけた女王蜂にいわれて、なんと蜂の巣を舞台に演奏することになるのですが…。
たくさんの虫たちが現れて展開していくお話です。虫好きの子にはぜひおすすめ、そうじゃない子もリアル過ぎないイラストで怖いことありませんのでお勧めですよ。
秋におすすめの絵本、まとめ
紅葉を目でみたり、おいしいものを食べたり、虫の声を耳で聞いたり。
いろんな方法で秋を感じることができますよね。
お子さんと一緒に読んで、楽しんでいただけたら嬉しいです。
今回ご紹介した本は、絵本ナビで試し読みすることができます。
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