絵本の読み聞かせの効果を考えたことはありますか?
知識を得る、心を育てる、語彙力を育てる、想像力が育つ…いろんな答えがあると思います。
けれど、たまには何も考えずに笑って終わる絵本を読みたいなと思うことはありませんか。
今回の記事では、そんな気分の日にぴったりな脱力系の絵本を10冊ご紹介していきます。
ナンセンス絵本は一日の終わりに読んで疲れを取るのに最適です。きっと身も心もほぐしてくれますよ。
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動物が出てくる絵本
まずは動物たちが主人公の絵本を紹介していきいます。可愛らしくもシュールな動物たちに癒されます。
ノラネコぐんだんアイスのくに
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ユーモア絵本といえばノラネコ軍団!シリーズでいつくか出ている絵本です。グッズも多数販売されている人気の絵本、このノラネコちゃんたちを見たことがある方も多いかもしれません。
このアイスのくにでは、カラフルなアイスが製造される工場の中をノラネコたちが好奇心旺盛に駆け巡ります。
自由奔放なノラネコたち、悪さをしてしまい叱られます。これがお決まりのパターン。今回のアイスのくにでは最後にほっとする結末が待っていますよ。
うちの子は「こんなことしていいと思ってるんですか?」の下りが大好きで、「おもってませんニャー」と真似をしてます。ノラネコぐんだんの絵本を読んだことがある人も、はじめての方にもおすすめしたい一冊です。
チーター大セール
チーターのお店にはお客さんが来ません。
しかしある日、やってきたお客さんが『あなたのもようをください』と言いました。
こんな大胆なお願いを受けて、チーターはせっかくなので売ることにしたのです。さて、模様がなくなったチーターはどうするのでしょうか。
チーターがいる売店もまるでパリの街角にあるお店のようです。色鮮やかな絵で、全体的におしゃれな雰囲気があります。
バナナじけん
くるまからバナナが落ちました。ここから物語がはじまります。そこへさるがやってきてバナナを発見します。迷わずバナナを食べたさるは皮をポイと道路に投げます。
さて、そこからどうなるでしょう?
私は途中に出てくるウサギさんの体が心配です(笑)いろいろな構図で描かれた、とても色が綺麗な絵本です。
最後まで読むと、なるほどこれは事件だ!と思うような面白い展開が待ち構えていますよ。「チーター大セール」に続き、高畠邦生さんの絵本です。
ごろごろにゃーん
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飛行機はごろごろ飛んで、ねこがにゃーんにゃーん泣く、だからごろごろにゃーんです。
『ごろごろにゃーんごろごろにゃーん、ひこうきはとんでいきます』
この絵本は、ほとんどこれしか書かれていません。しかし場面はどんどん切り替わり、物語は展開していきます。思わず絵に見入ってしまう!作者の長新太さんの現代アートのような作品に引き込まれてしまいます。
この世界観が好きになると何度も読み返してしまう絵本です。
けれど5歳の息子は「すぐ読み終わっちゃう」と言っているので、2~3歳くらいがいちばん楽しめる年頃ですね。
パンダ銭湯
動物園で人気者のパンダ一家がパンダ専用の銭湯にやってきました。
実はパンダの黒い部分は…だった?
シニカルな展開で、読んだら動物園にいるパンダを見る目が変わってしまうかもしれませんよ。パンダと町の銭湯という組み合わせが面白いですよね。大人も子ども楽しめる絵本です。
このお話は「かおノート」や「ノージーのひらめき工房」のアートディレクションをしているtupera tuperaの作品です。
マンボウひまな日
貧乏暇なしのマンボウ。そんなマンボウが、ある暇な日に考えた、ことば遊びのお話です。
マンボウの考えることわざがダジャレのようで面白いですよ。全編、ダイナミックな木版で描かれた絵本です。
もとになったことわざを知らないと楽しめないので、小学校中学年以降から大人が読むと面白いかもしれませんね。
若手の木版画家 たけがみさえ さんのデビュー作です。
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その他のお話
ここからは個性あふれる主人公たちの絵本を紹介していきますね。
いくらなんでもいくらくん
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舞台は江戸の町、街角に不思議な店ができました。お殿様は気になって仕方ないので家来を偵察に出します。
そこにいたいくらくんをお城に連れてきて、お殿様は無理難題を言いつけるのですが、なんといくらくんは「ぺぺぺぺぺ」といくらを出して、望みをすべて叶えてしまうんです!すっかりお殿様に気に入られた、いくらくん。最後はどうなるのでしょうか…。
いくらくんはどこから来たのか、何者だったのか、なんてことどうでもよくなるくらいインパクトの強い作品です。
いくらを材料にしていろんなものが出来上がる奇抜な発想に圧倒されますよ。間違いなくおすすめの絵本です。
シゲタサヤカさんの作品は、マクドナルドのハッピーセット絵本からも出ています。
マックのハッピーセット絵本『ラッキーカレー』作者やあらすじは?
もうぬげない
タイトル通り服が脱げなくなった男の子のお話です。
主人公の男の子は「このままぬげなかったら?」と豊かな想像力を働かせていきます。物語の後半でお母さんが出てきて解決かと思ったけれど、最後のシーンは爆笑です!
「りんごかもしれない」の作品で有名なヨシダケンスケさんの絵本です。
ぱんつさん
ずぼずぼずぼっと地面からあらわれたぱんつさん、いちにいちにと体操をはじめたあとは、栓抜きや洗濯ばさみなど日常の身近なものになっていきます。
シュールな展開に思わず笑ってしまう絵本です。
作者のたなかひかりさんはお笑い芸人で、「サラリーマン山崎シゲル」という一コマ漫画を描いています。
いろんな種類のぱんつさんや、ぱんつさんが旅する姿をみることができますよ。
きょうはマラカスのひ
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マラカスが大好きなクネクネさんは、マラカス仲間と新しいリズムを見せあう発表会をすることになりました。お友達を楽しませるために猛練習するクネクネさん。
タイツを履いてバンダナをつけ、ちょっと首をかしげたクネクネさんが印象的な表紙。
両手に持っている楽器がマラカスという!このおしゃれな雰囲気が好きな大人は一定数いると思います。
チャチャウ~という不思議なマラカスのリズムがクセになりますよ。
何気ない日常のお話、読んだ後は心がほっとして和みます。
まとめ
今回の記事では、ゆるーい脱力系の絵本を10冊ご紹介してきました。
気になる絵本がありましたでしょうか。
どの絵本もユーモアあふれる面白い展開で、凝り固まった頭をほぐしてくれるような素敵な作品たちです。
ぜひお子さんと一緒に読んで、笑って楽しんでみてくださいね。
今回の記事でご紹介した絵本は、絵本ナビでためし読みすることが出来ます。ぜひご覧くださいね。
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