子どもが文字に興味を持ち始めたときに、親は役立つものを準備して学ぶ手助けしていきたいですね。
今回の記事では、ひらがなの読みを覚えるのに役立つものを紹介していきます。
表や歌、知育玩具や絵本など、いろんな角度から子どもの「知りたい!読みたい!」気持ちに応えられるようになりますよ。
ぜひご覧ください。
子どもが文字に興味を持ち始めた
ひらがなが読めるようになる、あいうえお表
壁に貼って覚えられる五十音表のポスターは、いつでも子どもの目に入りますね。
防水加工のポスターを選べば、お風呂でも使えます。
しかし五十音表はたくさんあって悩みますね。
人気の高い五十音表だけを厳選してご紹介していきますよ。
ひらがなが読めるようになる、五十音表
覚え始めの頃は変わったフォントだと読めなかったりするので、子どもが読みやすい字体の表を選んだほうがいいです。
くもんのポスターは大型店でも手に入りやすく、お風呂でも使える防水加工がしてありますよ。
美しい字体で読みやすく、1000円以下という手頃な値段も嬉しいポイントですね。
リビングに貼ってもいいと思える、あいうえお表
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- 大人向けのインテリアで揃えている
- リビングに子ども向けのデザインのポスターを貼りたくない
という方にはシンプルなデザインの五十音表もあります。
おしゃれな動物たちのポスターですよ。防水加工タイプなのでお風呂にも◎
濁音・半濁音ひらがな表
ばびぶべぼなど濁音、半濁音だけが記載された表もあります。
濁音・半濁音は五十音表の端にイラストなしで載っていることが多いです。
七田式の濁音チャートは濁音・半濁音だけのポスターでイラスト入りが珍しいですね。
濁音は、どんな言葉で使われているのか目で確認できると分かりやすいです。
すべてが頭文字ではないのは仕方ないので目を瞑るとして。
息子は、このチャートで「はなぢ」のイメージがつきました。
ワークで問題が出てきた時に「はなじ」と書き間違えることがありませんでしたよ。
漢字のイメージを持たない幼児は、イラストで覚えると印象に残りやすいです。
ひらがなの読みが覚えられる歌
耳で聞くものに興味を持つ子、歌を覚えるのが好きな子には歌で覚える方法も効果的です。
低年齢から使えるのも嬉しいですね。
言えるかな?第1集
- 動物あいうえお
- あかさたなのうた
七田式の「言えるかな?」というCDの中には、あいうえおを歌で覚える歌が入っています。
まずは動物あいうえおの歌では
「あひるがガアガアあいうえお、からすがカアカアかきくけこ」とリズムよく覚える歌です。歌いながらあいうえお表をタテ読みをしていく曲ですね。
ちなみに七田式のひらがなチャートは歌と同じイラストが描かれ、いろは歌も載っていますよ。
この他にもあかさたなのうたでは
「5人のかあさん あいうえお〜」
このかあさんというのは母音のことです。あ段の「あかさたな」から「おこそとの」まで、あいうえお表を横に読んでいく歌です。
「動物あいうえお」と「あかさたなの歌」2曲を覚えると縦にも横にも指差しながら唱えることができるので子どもが分かりやすいと感じます。
言えるかな?第2集
- がざだばぱのうた
- いろはのうた
ひらがなには濁点と半濁点になる音と、そうでない音が存在しますね。
その中でもがざだばぱのうたは濁音と半濁音になる文字を覚える歌です。
早口言葉のように濁音・半濁音を唱えられますよ。
いろはのうたは「いろはにほへと ちりぬるを〜」を歌にしたものです。いつもと違う順番だと子どもも面白がります。
また、「ゐ」や「ゑ」など、普段使わない表記にも興味を持つきっかけになりますね。
ひらがなが読めるようになる、カード類
カードは収納スペースも取らず何通かの遊び方ができるが嬉しいですね。
- 1枚ずつめくって読む
- 並べて文字を作る
などの遊び方ができますよ。
ゆびなぞりカードひらがな
くもんのゆびなぞりカードはひらがなの形にあわせて浅い溝がついています。
文字どおり、指でなぞりやすく出来ているんですね。
上にトレーシングペーパーを重ねると書く練習もできますよ。
くもんのカードは厚手のボードタイプでしっかりしているので幼児が扱いやすくできています。
うちではこのカードをクリアポケットに入れてリビングの壁に貼っていました。
部屋のどこからでも目に入る大きなサイズの表を作れますよ。
ひらがなが読めるようになる、道具類
ひらがなの入った知育玩具や道具があると、子どもが自分の手で扱って文字を動かせます。
おすすめの2点をご紹介しましょう。
ひらがなさいころ積み木
実際に文字を作ろうとすると「おおきい」や「おいしい」など同じ文字が2つ続くというシチュエーションが多く出てきます。
そのため、カードなどではすぐに「ない!」と子どもは始まるのですが、このひらがなさいころ積み木は6面に書かれているので文字が足りなくなることがありません。
ローマ字やカタカナなどの併記がないのも良いですね。
単純に文字だけ書かれているほうが、子どもにとってはわかりやすく印象に残りやすいです。
磁石あいうえお盤
板に磁石でくっつくコマを並べていく知育玩具です。
ひらがなで言葉をつくるのではなく、文字を唱えながら並べて使います。
指先の強化と、集中力をつけるのにも役立ちますね。
コマの反対側は数字になっているので、すうじ盤としても使えますよ。
美しい字体と、幼児が持ちやすいように大きなサイズでできたコマ設計。
細かな心遣いが嬉しい、くもんの玩具です。
ひらがなが読めるようになる、絵本
1日の最後に読み聞かせとしても使える絵本、外出するときも絵本一冊持っていると子どもと一緒に楽しめますね。
ひらがなの絵本でおすすめをご紹介していきます。
あいうえおの本
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安野光雅さんの美しく繊細な絵で描かれた絵本はファンが多いですよ。
真ん中にひらがなが大きく書かれ、まわりにはその文字ではじまる絵が描かれています。身近なものと文字がつながりやすいですね。どのページからでも楽しめる、絵が綺麗で子どもから大人まで楽しめる一冊です。
あっちゃんあがつく
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あっちゃんあがつくあいすくりーむ、「あ」は「あいすくりーむ」の「あ」と、文字は言葉の一部だと子どもにわかりやすく伝えるのに最適な絵本です。
語彙力も育ちますよ。
あいうえおでんしゃじてん
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もし特定の好きなものがある子なら、ひらがなと好みを掛け合わせた絵本を使うといいですね。
たとえば「あいうえおでんしゃじてん」は電車好きの子にはたまらない、新幹線や電車が出てくるあいうえおの絵本ですよ。
線路をなぞりながら、文字を書く練習も出来るのが嬉しいですね。
ひらがなが読めるようになるグッズ、まとめ
文字の読みは、3歳頃から6歳まで個人差が大きいと感じます。
年少下〜年長は読めない子から書ける子まで混在してます。
NHKのすくすく子育てに出演していることでも有名な東京大学名誉教授 汐見先生の本にはこうあります。
文字というのは言葉を書き留めておいたり、他人に伝えるための手段にすぎませんから、その手段を早くみにつけたからといって、おおもとである言葉の能力が発達することにはなりません。〜中略〜
早くに文字が読めたからといって、言葉の能力が高くなったり、国語の能力が高くなるわけではありません。
「3〜6歳 能力を伸ばす個性を光らせる」汐見稔幸著 P72,73から引用
文字が読めることと言葉の能力は別なんですね。
子どもが興味を持った時がはじめどきだと気付かされます。
けれど文字に興味を持つきっかけ作りや、環境を準備するのは大人の役目だと私は思っています。
スラスラ読めるようになるには、数をこなすことが一番の早道です。
早い段階から文字が読めると、読む経験を積み重ねられやすいですね。
文字をスムーズに読めるようになると、長い文章でも「どんなことが書かれているんだろう」と内容を知りたい気持ちが削がれることなく読めるようになりますよ。
ぜひお子様とひらがなの読みを楽しんでくださいね。
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