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『「東大に入る子」は5歳で決まる』を読んで学んだこと

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「「東大に入る子」は5歳で決まる」を読みました。

結論をものすごーく簡単に一文でまとめると、子どもは本来勉強が好き、どんどん先取りさせて幼児期に自信をつけさせましょうという内容の本です。

この記事では、「「東大に入る子」は5歳で決まる」を読んで私が学んだことと、覚書したいことをメモしていきます。

『「東大に入る子」は5歳で決まる』著者はどんな人?

著者の和田秀樹さんは1960年生まれ。

東京大学医学部卒、精神科医、小説家、映画監督と多方面に活躍している方です。

自著である「受験のシンデレラ」はご自身で映画化し、モナコ国際映画祭最優秀作品賞を受賞しています。

英才教育を目的とした保育園型幼児教室の運営もしています。

お医者さんで映画監督もしているなんて多彩な方ですよね。

勉強法に関する教育本を何冊も出しています。

著書

  • 「公立・私立中堅校から東大に入る本」

  • 「「勉強が得意な子」をつくるお母さんの戦略 小1スタートダッシュ・9歳の壁・中学受験 失敗しない48の方法

  • アドラー100の言葉 人は今すぐ幸せになれる」
  • 「自分から勉強する子」の親の言葉 」
  • 感情的にならない本 」

『「東大に入る子」は5歳で決まる』目次

1章 小学校入学時の「自信あるなし」が将来を決める

2章 「自信のある子」「ない子」がいる環境

3章 幼児教育”神話”のまちがい

4章 親の意識改革なくして成功なし

5章 実践!「根拠ある自信」をもたらす子育て法

引用:「「東大に入る子」は5歳で決まる」

『「東大に入る子」は5歳で決まる』覚書メモと感想

ここからは『「東大に入る子」は5歳で決まる』を読んで、メモしておきたいことと個人的な感想をお伝えしていきます。

親が自信を持てば、子どもも自信を持つ

成功体験は、勉強ができたときに得られる。それが根拠ある自信を生む

幼少期の子どもへの詰め込み教育は、まったく問題ない。

幼少期の自信過剰は問題ない。

引用:「「東大に入る子」は5歳で決まる」

 

この本の帯に「どうして東大生に早生まれが少ないのか」と書いてありました。

うちの娘は早生まれなので「えー!早まれっ子は勉強でも不利になるの?」とショックを受けましたが、内容は全く違いました。

要するに就学前に成功体験を得やすいのは4〜6月生まれ。

生まれ月に関係なく子どもが自信を持てばいいというお話でした。

この裏付けとして和田先生と弟さんが東大に合格した例、和田先生のお母様の教育法だけで理論が展開されています。

保育園型幼児教室を経営してきた経験が根拠になっているのかと期待しましたが、そうではなかったのが残念でした。

けれど理論は納得できました。なぜなら先取りは諸刃の刃だと思うので精神力を鍛えることは有用だと思うんです。

幼少期には先取り学習で勉強ができる子はマイノリティー(公立小の場合)かもしれませんが、私立中高一貫に入ったら先取りしてきた子達がマジョリティーになりますね。ここで心折れちゃう子もいますよね。

そんなできる子達の中でも成績勝ち組になるには、相当な自信と努力がないと難しいと感じます。

東大に合格する人は、ずーっと成績勝ち組でいるために努力しつづけられる人、精神力の強さが必要になりそうです

子どもがわからないと言ったとき、絶対に責めない。

引用:「「東大に入る子」は5歳で決まる」

子どもがわからないと言っても絶対に責めない、ここに自信を持たせるポイントがありそうです。

幼少期からの強い自信が子どもの助けになる。

幼少期の子どもの脳は暗記が得意。

子どもの脳には9歳の壁がある

引用:「「東大に入る子」は5歳で決まる」

・「9歳の壁」9歳からは論理的、抽象的に物事を考えられるようになるそうです。

幼少期の子どもは暗記が得意だというのは息子(5歳)をみていて肌で感じているので共感できます。つまり9歳までは詰め込み教育してOK。

意味がわからなくても丸暗記でOK。

佐藤亮子さんの「まず覚えて理論は後」という考え方と同じですね。

・母親は子どもの勉強の伴走者。子どもをよく観察し、諦めないで子どもの能力を信じ続けましょうとのことです。

 

卒園までに、小学2年生、3年生までの内容を先取り学習する。

引用:「「東大に入る子」は5歳で決まる」

勉強の先取り科目として国語、数学、英語をあげてました。

小学校からの算数の勉強内容を簡単にまとめます。

小学校の引き算、掛け算、2年生は掛け算、九九があります。3年生は3桁の計算と割り算、分数ですね。

これを見れば卒園までに先取りする内容について、どれだけ高度なことを言っているのかが分かると思います。

少なくとも数を理解できるようになるのが2歳ごろとして、その後の4年間で3年生の内容まで終わらせるには、子どもの理解力と親の努力が必要不可欠だなと感じました。ちなみにこれは算数だけの例です。

これ以外にも国語と英語をやるとなると、親も本腰を入れて取り組まないと難しいですよね。

お父さんは世の中のことを知っていて、正しいことを教えてくれると感じさせる。

引用:「「東大に入る子」は5歳で決まる」

お父さんへの敬意の持たせ方は、母親の対応にありそうですね。

和田先生によると、子どもの勉強をみるのは母親が適役だとのことです。

『「東大に入る子」は5歳で決まる』に沿った学習ツール

特に学習ツールの紹介はありませんでしたが、

陰山英夫先生の百ます計算は有効だとのことです。

もしよければ皆さんも読んでみてくださいね。

先取り派の方は共感できる部分が多い本だと思います。

https://haraiku.com/zettaiyarubeki-satoumama/