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「きらめき算数脳」入学準備から小学1年生の内容はどう?

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サピックスの「きらめき算数脳」入学準備編を年長(6歳)息子が取り組んだのでレビューしていきます。

「きらめき算数」は思考力を育てるためのワークで、小学校の学習を先取りする内容ではありません。パズルのようで子どもが楽しみながら取り組める問題が並びます。

個人的には、先取りよりもおすすめしたいワークです。

きらめき算数脳の幼児向けワーク基本情報

きらめき算数脳のワークはサピックス(SAPIX)が作ってます。

サピックスは小学1年生から6年生までの学習塾です。

難関中学への進学率が高いことでも有名な大手塾。

校舎は全部で47舎あり、東京、神奈川、埼玉、千葉と首都圏を中心に展開しています。関西地区は大阪府と兵庫県です。

サピックスは通塾の学習塾ですが、自宅にいながら受講できる通信教育の「ピグマきっずくらぶ」もあります。

今回ご紹介するのはそんなサピックスから出版されている市販のワーク「きらめき算数脳」です。

入学準備〜1年生のワークは「かず・りょう」と「ずけい・いち」の2種類がありますよ。

対象年齢 入学準備〜小学1年生
種類 2種類
1冊の問題数 30問
値段 2,000円くらい/冊

 

対象年齢の記載はありませんが入学準備とのことで、幼児向けのドリルです。

正直言うと(かなり主観)、買う前に書店で見た第一印象は悪かったです。

イラストも多くてデザイン盛り盛り、パッと見ガチャガチャしてるし値段が高いんです。

Z会のワークは1冊800円代で問題の種類も数も多い。

それに比べるとコスパどうなんだ?と思ったんですけどね。

しかし問題をしっかり読んでみるとシールやサイコロを使って楽しめる工夫がたくさんありました。

そして算数のワークの中でも、かなり内容が濃いです。

問題のレベルは「⭐︎」「⭐︎⭐︎」「⭐︎⭐︎⭐︎」の3段階に分かれていて、3つがランダムに配置されています。

例:「やさしい⇨ちょいむず⇨むずかしい⇨ちょいむず⇨やさしい」

ワークの後半にいくにつれて難易度が上がって途中でやめた!とならない工夫がされているので、挫折しにくいです。

設問は1冊につき30問準備されています。

それぞれが面白い問題で、ワークが終わった頃には30個のパズルゲームを解き終えたような感覚になりましたよ。

サピックスのキャラクターにはロイとメイがいます。

うさぎ耳のロボットみたいなキャラクターで時々、空を飛んでいるようなイラストがあり、可愛いです。

きらめき算数脳に取り組んだレビュー

ここからは実際に息子の反応とともに取り組んだレビューをお伝えしていきますね。

きらめき算数脳「ずけい・いち」入学準備〜1年生

取り組んだ期間はおよそ1ヶ月半。

すべて平仮名問題が書かれていて、カタカナにもルビがふられているという丁寧さ。

絵や記号も多用されているので子どもが分かりやすいです。

親目線では煩わしいデザインでも、うちの子はゲーム感覚だったようで「きらめきやる!」とロイとメイにもすぐ馴染み、前向きに取り組んでました。

“みやこ”
“みやこ”
子どもにはウケが良いデザインでした

きらめき算数脳の問題は、まずはじめに【きまり】が1〜5個あり、問題を読んで理解します。この【きまり】に従って3つの小問を解いていくんですね。

これが基本の出題パターンです。

この【きまり】がきちんと読めていないと間違えるので読解力と理解力が養われます。3つの小問も、3段階で難しくなってきます。

「ずけい・いち」の問題は、例えるなら小学校受験の四方観察や回転図形と同じ類のものです。

普段から積み木、折り紙や知育玩具に慣れ親しんでいる子なら楽しんで取り組めると思います。

しかし⭐︎⭐︎⭐︎の問題は難易度が高く、大抵つまずくのは2つ目か3つ目の小問でした。

一緒に【きまり】を読み直すことで対応しました。

なるほどこれが思考力を育てるワークか!と感心したのは息子が一人で

「………………わかった!」

「………………あった!」

と、考えて答えを出している様子が多く見られました。

思考力が育ってるといいなーと思いつつ。

「きらめき算数脳」は1ページだけパッとやってサクッと終わるというドリル的な使い方はできません。また、途中で「わかんない」と子どもに呼ばれても【きまり】ルールのおかげで親も問題を読む必要があります。

えーっとちょっと待ってね、あーここでしょ、なんていって一緒に【きまり】を読まないといけないんです。

“みやこ”
“みやこ”
時間の余裕があるときに取り組むことをオススメしたいです

きらめき算数脳「かず・りょう」入学準備〜1年生

「かず・りょう」のほうは2ヶ月かかりました。

きらめき算数脳は、小学生からの内容を先取りする内容ではないのですが

数の大小、順序の理解、そして10を超える足し算・引き算が出来ないと解けない問題が出てきます。

ワークの中で計算の解説はされません。

ここにつまずくと「できない、わからない」となる可能性があるので、20までの足し算、引き算ができてから取り組んだ方が良いです。

つまり必然的に先取りしてる子となるので「難しい」と感じる人が多いのでは?と推察してます。

この「かず・りょう」では分かるところから埋めていくと解けるとか、この数は入らないからそれ以外といった消去法をたくさん使います。

消去法で選ぶ力を伸ばせたと思います。

こちらも息子のヤル気は最後まで続き「だってきらめきは、勉強じゃなくてパズルだもん」とのこと。子どもの心を鷲掴みしてくれるワークです。

しかし横でみている私は、入学準備でこの難易度ってことは6年生の頃にはどのくらい難しくなるんだろう?という不安があります。汗。

恐るべしサピックスですね。

“みやこ”
“みやこ”
勉強につきあっているこちらも良い脳トレになりそう!

唯一「きらめき算数脳」で感じたデメリットは、解説が少なすぎます。

答えが2通りある、これも正解、という問題でも、その解説文がないんですね。

ここでも親が問題を読む必要があったので、やはりまとまった時間が確保できるときに取り組んだ方が良いです。

声がけの仕方などもなく、解答は至ってシンプル。つまるところ解き直す場合も【きまり】に戻ることになります。

きらめき算数脳の評判は?

実際にきらめき算数脳を取り組んだご家庭の口コミを深堀して、評判をみていきます!

【きらめき算数脳 評判まとめ】

  • 大人も脳トレになる
  • 小2〜小3向けの問題は驚くほど難しい
  • 低学年用ならそんなに難しくない
  • なぞぺーチャレペーと比べて問題が一番面白い
  • 『文章を読み』『理解して』『考えて』『解く』流れの途中でつまづくと解けない
  • 幼児には難しいかもしれないけどオススメ
  • 年長さん向け

きらめき算数脳のその他の思考力系ワーク

きらめきシリーズのワークが何種類あるのかをご紹介していきますね。

同じ思考力系のワークにも展開してみます。

きらめき算数脳 何年生まである?

サピックスのきらめきシリーズは全部で14種類あります。

算数脳、思考力パズルの図形センスと数センスに分かれていて、入学準備の幼児向けから5年生までの問題がありますよ。

きらめき算数脳 以外の思考力系のワークはある?

きらめき算数脳はパズルのような問題で、思考力を鍛えるワークですね。

同じようなジャンルのワークをご紹介します。

算数ラボ

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算数ラボは10級から5級まであります。

1問のボリュームは大きくないので、ドリル的に使えますね。キャラクターもいなくてシンプルですが、面白い問題が揃っています。

天才くらぶチャレペー

問題を読み解く読解力と理解力が養われるドリルです。数とかたちが1冊でカバーされています。

チャレペーはなぞぺーを作った高濱正伸さんが作ってます。なぞぺーの後に取り組むと良い難易度に設定されてます。

天才脳ドリル 仮説思考

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天才脳ドリルはジャンルによって問題が全く違います。

この仮説思考は思考力を鍛える問題です。ドリル形式で一枚完結できるのも良いですね。

ナンプレのような問題や、埋められるところから答えを出すとか、消去法で考える力をつけることができます。

きらめき算数脳 まとめ

きらめき算数脳は幼児向けのドリルで、年長さん向けだと言えます。

図形やすごろく、サイコロなどの問題が多くて子どもの興味付けには最適なドリルです。

ぜひお子さんとの家庭学習で取り入れてみてはいかがでしょうか。

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